4つの情報をお知らせします(6月23日)
★1.佐賀・玄海原発 一方的に「住民説明会」
県が告知、人選不明、再開の儀式
安全置き去り、なぜ走る?
★2.京大 小出裕章助教・遮蔽壁の設置急げ
溶けた核燃料が地下水を放射能汚染する
★3.東電福島原発事故に立ち上った人々
“つながる”“広がる”“学ぶ”ための会議室=
「スペース たんぽぽ」
―その開設に賛同・ご協力のお願い―
★4.新刊『放射能を防ぐ知恵』
「遺伝毒性」はどんなに微量な放射能でも危ない
★1.佐賀・玄海原発 一方的に「住民説明会」
県が告知、人選不明、再開の儀式
安全置き去り、なぜ走る?
定期検査で停止中の九州電力玄海原発2,3号機(佐賀県玄海町)
で、住民説明会の予定が波紋を広げている。
十六日に国の説明を四、五人の県民代表が聞く」と表明したのだ。
動に向けた当局の一方的な"儀式"にならないか。
「県民をばかにしているように感じる。
だ疑問。〔県民に説明した」
徳光清孝県議だ。
福島原発事故の影響で、再稼動が延期されていた玄海原発2,
情勢が急変している。3号機は、
だ。
海江田万里経済産業省相は十八日、全国の原発の安全対策は「
て再稼動を後押し。経産相は、
も示した。焦点は古川知事の最終判断になっている。
国内の原発五十四基のうち、
玄海原発が再稼動第一号となる可能性がある。
しかし、「玄海原発プルサーマル裁判の会」
に開催時間や場所、出席者などが不明とは驚くべき身勝手さだ」
一日、知事に対して「住民に理解を求める説明会とは言えない」
した。
同会の石丸初美代表は「
民不在の手続きが重ねられている。福島原発事故は現在進行形だ。
会も発足したばかりなのに、
は原発行政に不振が深まるばかりだ」と話した。(6/
★2.京大 小出裕章助教・遮蔽壁の設置急げ
溶けた核燃料が地下水を放射能汚染する
・福島第一原発から溶け落ちた核燃料が地中にめり込み、
-。
東京電力や政府の事故対応を批判している小出裕章・
いま最も危惧するシナリオだ。
下に遮蔽壁を造ることが急務だと訴える。
・東電や政府の説明によると、1~3号機では震災直後、
子炉圧力容器を破り、外部の格納容器に堆積した。
ら水をかけてきた。しかし、その水があふれてくるため、
浄化して循環する冷却システムを確立しようと躍起になっている。
テムはトラブルの続出で、いまだ機能していない。
・ こうした政府の判断に対し、小出助教の見立ては全く異なる。
深刻だという。「溶けたウランの塊は格納容器の底をも破り、
トの土台を溶かしつつ、地面にめり込んでいる。
周辺の海などが汚染される。外から水を掛けても、もはや(
ことはできない」
心溶融)、
融貫通)と呼ばれる。
・被害を最小限に抑えるためにはどうすべきか。小出助教は「
地下に(核燃料と地下水を遮断する)壁をめぐらせるべきだ。(
水と接触すると、汚染が海に流出したり、
する。費用は数百億円、工期は半年程度という。「
通に行われている工法。
・小出助教は「工程表にきれいな絵を描いている場合ではない。
できる唯一の手段だ。一刻の猶予も許されない」と話している。
(6/23東京新聞より抜粋)
★3.東電福島原発事故に立ち上った人々
“つながる”“広がる”“学ぶ”ための会議室=「スペース たんぽぽ」
―その開設に賛同・ご協力のお願い―
2011年6月
たんぽぽ舎 共同代表 柳 田 真
たんぽぽ舎 共同代表 鈴木千津子
ご縁をいただいた皆様へ
1.東電福島原発事故は、4基の原発が同時に過酷事故を起こし、
めて)、3ケ月たってもいまだ収束していない-
す。今後、長くキビシイ原発放射能との闘いが続きます。
々が立ち上り、原発やめよう!の運動が広がっています。
2.立ち上がった多くの人々が、
る””広げる“多くの人々へ働きかける場”、
ースがあれば、原発やめる運動の強力な一助になります。『
(60畳)の計画は、ここから発想しました。(現状は、
るにも手間がかかり苦労)
3.東京都心の近く(交通便利)で、使いやすく、広さもある(
の部屋は、お金がかかります。初年度は、1,000万円(
電気等の共益費9万円で年間500万円、机、
6ヶ月保証金200万円など、2年目は、
円です。)。1年目の予算のうち、700万円は、
あと300万円を皆さんの協力=
4.『スペース たんぽぽ』は、現在のたんぽぽ舎(ダイナミックビルの5F)
のすぐ下の階(4F)です。契約面積は、60畳(使用面積は、
として、プロジェクター、スクリーンなども用意して、
ています。年間1,000万円の新しい活動は正直いって「
が、努力すればやれると決断しました。原発やめよう!
ぜひ、皆さんの賛同と協力で『スペース たんぽぽ』を成功させて下さい。敬具
『スペースたんぽぽ』
〒101-0061東京都千代田区三崎町2-6-
TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
郵便振り込み 加入者名:スペースたんぽぽ 口座番号:00190-7-275019
★4.新刊『放射能を防ぐ知恵』
(小若順一、今井伸、共著、定価1200円+税)のおススメ
「遺伝毒性」はどんなに微量な放射能でも危ない
「核開発に反対する会」世話人の小若順一さんが、『
五館)という本を出しました。
放射能は微量でも危険だったはずなのに、事故が起きると「
100ミリシーベルトからで、暫定基準を超えなければ安全」と、
たように緩い規制を政府は行っています。
この見解に対して小若さんは、子孫に遺伝的な被害が出る「
なに微量でも危ないと、真っ向から反論。子ども、若者、妊婦、
じないよう、最大限の努力をして、
食品、水、空気中の放射能を避ける方法を、具体的に解説。
放射能汚染によって少しでも被害を受けた生産者や業者は、
害賠償を請求すべきで、
放射能の危険対策に、次々と新たな経費がかかるようになって、
くようになり、
イル島原発事故の前年です。1970年代後半は、
が優勢だったのに、補助金を入れて、突然、
談を語った後、原発を全廃しても、今年の夏さえ乗り切れば、
ー問題はなくすことができるとして、その方法を元「
井伸さんが書いています。
最近の技術開発で天然ガスの埋蔵量が300年に増加したので、
渇する不安はなくなったことを紹介し、
効率は80~90%になっているので、効率が35%
ワークのエネルギーシステムに移行させるのが「
道だ」と提案しています。
原発・エネルギーを考える本としてオススメします。(K.Y)
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