2012年6月25日月曜日

6月15日東電株主総会前段アクション報告

5月9日に政府が認定した東電の「事業計画」がひどすぎる。
柏崎刈羽全7基の再稼働を前提にし、福島第二はおろか福島第一の5、6号機の廃炉費用も計上されていない。
これに対して、6月27日の東電株主総会に先駆けて、再稼働前提の事業計画を撤回するべきという声を届けるため、160人もの市民が東京電力本店前に集まった。
その後、大飯原発再稼働を決めた関西電力東京支社へ移動。
プロジェクターを使い、関電の壁に映し出された『NONUKES』『再稼働反対』の文字は道行く人々の目を釘付けにした。



次回アクション

      
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2012年6月20日水曜日

6.27 東電株主総会対抗アクション

 <大拡散大歓迎!>
19時からの集会で福島第一原発収束作業員の方がスピーチを行います。
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柏崎刈羽再稼働なんてありえない!
   「事業計画」を撤回させよう!

 ~6.27 東電株主総会対抗アクション~


呼びかけ:東電前アクション!
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日時:2012年6月27日(水)

■東電株主にアピール・アクション!
午前9時~ アクション開始
代々木第一体育館原宿側出入口付近にて(JR原宿駅徒歩5分)


より大きな地図で 6.27 東電株主総会対抗アクション を表示

  「柏崎-福島の再稼働・賠償逃れ・電気料金値上げNO!」「事業計画撤回!」をアピール

  ■「あらためて東電解体!」宣言デモ
  午後7時~
 日比谷公園中幸門集合


より大きな地図で 6.27デモコース を表示

  午後7時半出発 東電本店・関電東京支社前~新橋駅前通過コース(約1キロのコース)

 ■鳴り物、自作プラカード、歌う人、叫ぶ人、静かに意思表示する人歓迎。
 ■このアクションを「非暴力」「反差別」の行動として呼びかけます。

 みなさん東京電力に言いたいことがある、許せないことがありますよね?

 東京電力がやってきたこと、東京電力が起こした事故、東京電力が事故後に起こした対応、これから東京電力がやろうとしていること(総合特別事業計画)に対して。

 柏崎刈羽原発の再稼働計画(来年4月より)、事故被害者への不誠実極まりない態度、ベトナムへの原発建設協力、料金値上げ等々に対して。

 株主総会の当日、総会で訴えた人と、総会に参加できなかった人が合流して、東電本店前をデモ行進します。

 私たちの、腹の底からの思いを、東電本店前で声の塊にして叩きつけましょう!

      
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2012年6月13日水曜日

絶対許さない! 再稼働決定 6・14官邸前アクション

福井県原子力安全専門委員会による傍聴者を締め出しての「再稼働容認」
報告書の了承を受けて、大飯原発3、4号機の再稼働決定の閣僚会合が、早
ければ14日(木)にも強行されようとしています。大飯原発直下の破砕帯が
活断層と連動して動き、ずれにより原子炉損傷に至る恐れがあるとの指摘
が専門家から出されたにも関わらず、専門委員会も保安院も再調査を否定
しました。

 私たちは、新たな「安全神話」づくりを拒否します。「国民生活」では
なく「原子力ムラ」を守るための再稼働などあり得ません。重要な安全対
策を先送りし、住民を危険にさらす再稼働決定は絶対に許されません。福
井や福島の人々とともに生きるために、市民の力で再稼働を止めるために、
官邸前で抗議の声を上げます。ご参加ください。



6月14日(木) 午後6時〜8時
首相官邸前(国会記者会館前) ※国会議事堂前駅すぐ、永田町駅5分
発言:原発いらない福島の女たち、国会議員、参加者の皆さんなど


呼びかけ:再稼働反対!全国アクション(連絡先:090-6185-4407 杉原)

http://2011shinsai.info/node/2293


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http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/0120612--OYOTT0200..htm
大飯再稼動 閣僚会合で14日にも決定

 政府は11日、関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)の再稼働について、野田首相と関係閣僚の会合を14日にも開き、最終決定する方針を固めた。立地自治体の福井県などの同意を得られる見通しがたったためだ。閣僚会合には福井県の西川一誠知事も出席する方向で調整している。

 関電は政府の決定を受け、3号機、4号機の順で再稼働の準備に入る。関電管内の今夏の電力不足はほぼ解消されるが、1基のフル出力までに3週間程度かかるため、政府が全国に節電を要請する7月2日には間に合わない可能性がある。

 福井県では11日、県原子力安全専門委員会の中川英之委員長が、3、4号機の安全対策は確保されているとの報告書を西川知事に提出した。

 中川委員長は、東京電力福島第一原発事故を教訓にした安全性向上策などを説明し、「ハード、ソフト両面で十分な対策がなされている」と強調した。これに対し、西川知事は「説明を聞いて安全性に関する理解が深まった。きちんとした議論で方向性を出していただいた」と述べた。

 西川知事は報告書の内容について、「自分の目で確かめる必要がある」と話し、12日午後、中川委員長とともに現地視察し、大津波対策として高台に分散配置した空冷式の非常用発電装置などを確認する。

 おおい町の時岡忍町長も11日、報告書を受け取り、「(安全性について)すべて網羅している」などと述べ、近く同意を表明する見通し。

 西川知事は、県議会全員協議会の協議を踏まえたうえで、同意を表明する。

(2012年6月12日 読売新聞)         
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2012年6月12日火曜日

【2.9竪川弾圧事件 東電前アクション!6月12日声明】

(タイトル)これはすべての社会運動・市民に向けた予防弾圧です。園良太さんの一刻も早い解放を!

 2月9日、私たち東電前アクション!の仲間である園良太さんが逮捕されるという事態になりました。

 まず、経緯を説明します。

 園さんは江東区に住む野宿者の排除に反対をしていました。
 これを受けて、江東区土木部・水辺と緑の課は2月9日に現地で野宿者とその支援者と団体交渉を行うと約束しておりました。
 ところが、2月8日に江東区によって抜き打ち的に代執行が強行され、野宿者が公園からの暴力的な排除を受けました。

 そのことに対して翌2月9日江東区役所に抗議に赴いた際、施設内から強制的に排除される過程で意図せずしてガラスを割ってしまい、そのまま『器物損壊』という罪状で逮捕されました。

 しかし、園さんはガラスを破損させたことは認めて、区役所側に弁済しておりますので、当事者間においてはこの件(器物損壊)自体は解決しています。
 それにもかかわらず、検察は園さんを逮捕時の『器物損壊』ではなく『威力業務妨害』という罪名で起訴しました。
 つまり、『江東区役所で抗議行動を行ったこと自体』を『罪』であると定めたわけです。

 このことは、この弾圧事件が一個人に向けられたものではなく、社会運動全体ひいては『全市民に向けられた予防弾圧』であることを示していると私たちは考えます。

 たとえば、昨年の7月12日に玄海原発の再稼働を強行しようとする佐賀県知事に請願書を渡すために佐賀県庁に入った再稼働反対派の住民(俳優の山本太郎さんも参加していました)に対して、職員やガードマンが強硬に排除しようとする事件がありました。
 この事件は広く報道され、市民の声に耳を傾けようとしない佐賀県知事の姿勢があきらかにされることになりました。

 この佐賀での行動は玄海原発の再稼働を現在まで阻んでいる決して小さくない一つの要因だと考えます。
  そして、このことこそが園さんが行った抗議行動という軽微な事件が、『威力業務妨害による起訴』という弾圧事件に発展した大きな要因ではないでしょうか。

 省庁や役所は、本来全市民に開かれたものであり、特定の陳情や請願あるいは傍聴などを警察力によって阻むことはできるものではありません。
 ましてや、全国の原発の立地地域などで再稼働の目論見が推し進められるなかで、昨年の佐賀県庁で起きたようなことが今後全国各地で起きてくるのは必然です。

 だからこそ、政府・警察・検察は、今回の事件を最大限利用して、『集団で役所・省庁に押し掛けること』そのものを犯罪化することを正当化しようと計画しているのではないでしょうか。
 そして、園さんへの起訴状には「ガラスを蹴った」とはあっても「割れた」とは明記していません。
 もはや逮捕の直接の理由であるはずのガラスが割れたなどという事柄は、検察自身も問題にしていないのです。

 どんな社会運動でも役所に請願に行ったり抗議することはありえます。


 たとえば「高層マンション建設反対」のようなどこでも起こりうる住民運動でもいくらでもあることです。
 そのような市民の当然の権利に対して、政府・警察が『弾圧したい時にいつでも弾圧する』という前例を作ろうというのが、この「竪川-園弾圧事件」の本質であると私たちは考えます。

 だからこそ、私たちは『私たちの仲間だから支援してほしい』ということではなく、『これは反原発運動に限ったことでは決してなく、社会運動全体ひいては全市民に向けた予防弾圧』であり、だからこそこの裁判を注目し、支援してほしいと訴えます。

 検察は起訴状を撤回して園良太さんを一刻も早く解放してください!

 そして最後に、今回のすべての事態は、元々は江東区による『凍死者も出かねない真冬に野宿を余儀なくされている人々の住居を破壊し、公園から叩き出そうとしたこと』に端を発していることはいくら強調してもし足りません。
 本当に裁かれるべきは、真冬の野宿者叩き出しという「未必の殺人」を計画した江東区でしょうか、それとも「未必の殺人」を止めようとした園さんなのでしょうか。       
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