2011年7月20日水曜日

たんぽぽ舎より 地震と原発事故情報その122

       ◆ 地震と原発事故情報 その122 ◆
           5つの情報をお知らせします(7月19日)

   ★1.世界一危険な原発はいらない!
         「7.16-17静岡・浜岡行動」報告
   ★2.脱原発の"風"を-脱原発うちわを活用しよう!
   ★3.この指止~まります
        「さよなら原発・みなと」を発足させました
   ★4.「サクラと環境・原発」第8集出る
   ★5.玄界原発から30キロ圏内在住者より・九州の一般的な“原発意識”
      福島第一原発は『対岸の火事』?!

★1.世界一危険な原発はいらない!
   「7.16-17静岡・浜岡行動」報告
                              反原発自治体議員・市民連盟

  事故は起こります。東名高速の交通事故による渋滞で、大幅な遅刻。残念な
 がらバス参加者は、講演会の最後の最後に間に合っただけでした。3時間を超
 える(後に聞きました)貴重な講演内容は、機会をあらためて。
 行動の主催は「浜岡原発を考える浜岡ネットワーク」で、連盟は共催です。
 浜ネット代表の白鳥良香(連盟会員)が集会挨拶を行い、司会は佐野けい子静岡
 市議、布施哲也(代表)、三上静岡県湖西市長が挨拶。
 2日目の浜岡原発は、PR館と砂浜から原子炉建屋などを遠望。
 PR館前で記念撮影時に複数の警備員が、「原発反対」の横断幕に反応。「禁止
 されている」とのことで邪魔をする。この機会に中電のハレンチ行為(撮影権
 利妨害?)を写真にと主張したら、警備員はずるずる後退。その後、地元の方
 の案内で、遠州灘側から施設を遠望。砂浜が続いていて遮るものはありません。
 地震の津波どころか、台風の高波でさらわれてしまいそうです。
 午後は集会と静岡市の繁華街のデモです。集会は、浜ネット代表の白鳥良香さ
 んが「運転中止から廃炉へ」と、炎天下で力強く訴える。主催者の福士敬子
 (代表)が、参加された自治体議員を紹介。福島みずほ社民党党首、佐藤栄佐久
 前福島県知事が連帯の挨拶。柳田真(たんぽぽ舎)をはじめとした市民団体、全
 労協の皆さんなどが、次々とアピール。それにしても暑い。
 デモは、繁華街を右へ左へと曲がります。参加団体が、途中に通る中電静岡支
 社への抗議要請文を出すのだが、受け去り拒否どころか誰もいません、シャッ
 ターに抗議文を貼り付ける。緊急事態に対応できるのか心配です。なお、16日
 の第二次交流会で、運営委員会が策定した「当面の行動計画」を参加者で確認
 しました。詳細は後日。
  二日間、大幅遅刻はありましたが、参加者は体調もよく、無事に行動を終え
 ることができました。ご協力に感謝します。
 そして、バスの運行にご協力いただいたみなさん、ありがとうございます。
 最後に、浜ネットのみなさん、お手配に感謝します。(バスツアー事務局)


★2.脱原発の"風"を-脱原発うちわを活用しよう!

  「え?足りてたの?団扇(うちわ)」7月19日(火)からたんぽぽ舎で
  販売します。(一枚30円)
  大好評の「え?足りてたの?Tシャツ」に加えて団扇(うちわ)ができあがり
  ました。「発電所は余ってる、原発全部止めたって火力を動かせば十分まか
  なえる、本当は節電の必要すらないんだよ」と、この団扇を使って広めまし
  ょう。裏面は書中お見舞いにも使えるデザインです。
  一枚の送料はクロネコメール便80円です。
    http://www.sunaga.org/works/311u.htm


★3.この指止~まります
   「さよなら原発・みなと」を発足させました
                         佐藤れい子
 7・4付たんぽぽ舎メールマガジン『「さよなら原発-○○の会-」を
 作りませんか?提案・さよなら原発-にしたま- 会員さはしやよい』
 を受けて、港区内の有志6人で7月12日に「さよなら原発・みなと」を発足し
 ました。初対面の参加者が数名いるにもかかわらず、第一回の会合ですぐに会
 の発足と、更に今後の予定も決まりました。当面の行動予定は、
 1.1000万人署名の第1次集約9月10日に向けて、毎月5日と20日の午後6時
 よりJR田町駅にて署名活動を行います。
  早速7月20日(水)より始めます。(お手伝い大歓迎です)
 2.私たちは、福島原発の事故の正しい現状も先行きも見えなくて、不安な生
 活を強いられています。知らないこと、知りたいことが山積みです。
 そこで放射能について下記のセミナーを開催します。
 日時・場所 10月1日(土)13:30~港区男女平等参画センター・ホール
 講師:上田昌文氏 市民科学研究室・代表

 原発はいらないという思いだけで発足しました。まだ少人数ですので、港区内
 に居住の方、お勤めの方のご参加をお待ちします。
 さはし様の呼びかけにあるように、
 「有名人が動けば百人力。私たちひとりひとりが動けば万人力。"九条の会"の
 ように、全国に数千の「さよなら原発-○○の会-」ができれば、すべての原
 発が止まる!と思います」の思いを共有していきたいと思います。


★4.「サクラと環境・原発」第8集出る
   サクラ調査ネットワーク(たんぽぽ舎内)が調査・報告集発行

主な内容(目次)
 サクラ調査8年目の活動と特長・今後・・柳田 真
 サクラの開花過程・・・奥田智子
 各地からの報告・・・・全国各地16人
 2004年~2011年の異常花率の推移・・・・山田昌郎
 サクラ調査要綱(2011年度)
 サクラ調査票(2011年度)
 統計表(1)(2)(3)(4)(5)
 サクラの写真1.正常古木
       2.サクラの開花過程1
       3.サクラの開花過程2・各地の異常サクラ
       4.花弁とがくのさまざまな異常
 ※B5判48頁(カラー4頁含む) 頒価500円(送料2冊で80円)
 ※お問い合わせ:サクラ調査ネットワーク
                 (たんぽぽ舎内 FAX 03-3238-0797)


★5.玄界原発から30㌔圏内在住者より・九州の一般的な“原発意識”
   福島第一原発は『対岸の火事』?!
                     長崎県K子
 はじめまして。
毎回、本当に役に立つ貴重な情報をどうもありがとぅございます。
私は毎月、東京と長崎県佐世保を行ったり来たりして生活してます。
佐世保は玄界原発から30キロ圏内です。先日、玄界町の岸本町長がOKサインを
出したのに続き、佐賀県の古川知事のOKも時間の問題という感じで、暗澹たる
気持ちでいました。
 九州の人にとって福島第一原発の事故は、悲しいかな“対岸の火事”なんです。
3月11日以前の私たちのように、放射能のおそろしさを全く解っていないんです。
ですから、電力不足で節電を強いられるくらいなら原発を動かせばいいと、単純
に考えている人が殆どです。
現に、私がいくら玄界原発の危険性を力説しても無関心です。
逆に原発問題よりも、直接関わる“節電”を「困る」と安易に考えてしまいます。
そんな中、ストレステストと九電のやらせメール問題で再稼働が一時中断。原発
反対の私としては、本当に一安心、胸をなでおろしました。
そして時を同じくして、たんぽぽ舎さんの情報で、玄界岸本町長の『岸本組』の
お話や、佐賀古川知事の父親が九電社員で、しかも玄界原発のテーマパークにお
勤めだったお話、貴重な事実を知る事ができました。
たんぽぽ舎メールが出た後すぐ、地元『西日本新聞』の一面トップに、玄界町長
と『岸本組』問題が載ってました。
西日本新聞の記者さんが、たんぽぽ舎メールを受信して後追いしてる?と思える
タイミングでした。
何れにしても『岸本組』の件には“やはり”と納得しました。
あのOKを出した時の岸本町長をテレビで拝見して、本当に安全だと考えてるん
ですか?そんな簡単にOK出していいんですか?と、釈然としない気持ちを抱え
てました。
巨額の交付金を受け取っているから、簡単にNOとは言えないだけかと思ってい
たら、九電とはズブズブの関係だった訳ですね。納得しました。
 今回、再稼働がストップした事をきっかけに、九州の人々が原発に関心を持っ
てくれて、原発の安全神話が崩れた事をもっと理解してくれて、本当に稼働に賛
成してもよいのかを真剣に考えてくれる事を切に望みます。
 そしてたんぽぽ舎さんには、これからも私たちが知り得ない貴重な情報提供を
よろしくお願いいたします。

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