5つの情報をお知らせします(5月28日)
1.『「時間の犯罪」を許せない-恐ろしい量の放射性物質を
海に空に放出している実態を知らせたくないため』
2.『5・27原発も再処理もいらない!日比谷野外音楽堂
集会とデモ』報告
3.『文科省「子ども年20ミリシーベルト暫定基準」事実上断念
福島の父母たち、市民運動が勝ち取った大きな一歩
同時に、文科省の発表は多くの問題と課題を残す』
4.『原発・核燃料サイクル政策の断念を求める要請書
今年の原発予算をやめて、それを災害復興と損害賠償に
まわしてほしい』
5.『「原発の冷却配管、地震で破損」
東電のゴマ化し、遅い発表という「いつものやり方」』
★1.「時間の犯罪」を許せない-恐ろしい量の放射性物質を
海に空に放出している実態を知らせたくないため
山崎久隆
・ 東電に、タービン建屋などの水のサンプリングを要請し、
を正確に公表するよう要請したら、「
グができない」と断られました。
べていなかったことが明らかになっています。つまり、
心配していたのでは無く、
る実態を知られたくないために計っていなかったのです。
・ 「時間の犯罪」を実行している東京電力と菅内閣、もうだめ
別に作業員に実施させる必要はありません。
実施主体は原子力開発機構で良いのです。
行されないのかと思っていたら、
とがここにきてはっきりしました。
理由は簡単です。
やセシウムの体内半減期(生物学的半減期)
時間と共に急激に減衰し、
です。3ヶ月くらいたってからおもむろに測定すれば、
になっていることでしょう。
です。時間の犯罪と言ってもいいでしょう。
後にがんや白血病を引き起こしても因果関係は無いと言い張れます
ルトニウムやストロンチウムはバイオアッセイ法で無ければ内部被
ことも困難です。
他の原発に仕事に行ったら、
ど、ほとんど常識外の話です。
を守るという当たり前のことが、
観らしいです。
原発が大事か、人間が大事か、
(毎日新聞 2011.5.21朝刊の記事を読んで)
★2.「くり返すな!原発震災 つくろう!脱原発社会 NO NUKES
5・27原発も再処理もいらない!日比谷野外音楽堂 集会とデモ」
報告
(共催:原発とめよう!東京ネットワーク/
再処理とめたい!首都圏市民のつどい)
・当日は小雨交じりにも係らず、開場の17:
野音は2/3の人で埋まりました。(約1200~1500人)
音楽もにぎやかに、約1時間の集会では、
「福島の子供、20mSv問題」で、「
国の予算をつけると発表した、一歩前進ではある」
続いて各参加団体から「
ヶ所再処理工場」「柏崎刈羽原発について」「浜岡原発について」
にアピール。集会は拍手にわきました。
・銀座デモでは、たんぽぽ舎は、最後の第4梯団の先頭となり、
体が加わり200人となりました。最後列は全労協200人、
梯団となりました。
東電前アクションの人々を中心に、にぎやかな楽器とタイコ、
らない、原発やめよう、子供を守ろう、みんなで守ろう)
・解散地では約120人強の参加で、
・グループなど10人が発言、お互いの交流と、今後の方向、
国一斉デモ、6月22日の「スペースたんぽぽ」の開講式、
帯ツアーへの参加)を、全体で確認しました。(
舎・浜岡原発とめようアピールの中味をご報告します)
(柳田 真、槌田春美)
★3.文科省「子ども年20ミリシーベルト暫定基準」事実上断念
福島の父母たち、市民運動が勝ち取った大きな一歩
同時に、文科省の発表は多くの問題と課題を残す
文科省から、当面の対応として「
がでました。
このことについて、
アクション、福島老朽原発を考える会(フクロウの会)、美浜・
反対する大阪の会(美浜の会)、国際環境NGO FoE Japan、環境NGOグリーンピース
・ジャパンは、別添のような声明を発出しました。(
http://dl.dropbox.com/u/
ご参照下さい。
★4.原発・核燃料サイクル政策の断念を求める要請書
今年の原発予算をやめて、
中村泰子(たんぽぽ舎会員)
福島第一原発の事故以来、原子力委員会に対し、
を訴える意見が寄せられているとの報道がありました。「
向での政策転換を強く希望」「
サイクルを断念すべき」といった声が多いとのことです。
当然のことです。これまで原子力安全・保安院が与えてきた「
きはまったく無効なものであったことが実証されました。
能力を疑わせる、場当たり的な対策によって、
拾のつかない状態にしてしまいました。
民全体の被曝、さらに地球被曝をもたらすことになります。
経済産業省は、
原子力がわからない人たちが、勝手に原発・
域化し、ひたすら推進してきた結果、
ことは、政府の重大責任です。
政府は、
はありませんでした。そして今回、福島原発震災によって、
した。六ヶ所再処理工場と「もんじゅ」
とでしょう。核燃料サイクル政策は、動機が核武装であり、
労働、住民被曝、環境汚染、
提としながら、国民には隠すというものなので、
当性がありません。政府は、
原発関連予算、使用済燃料再処理等積立金など、
すべて福島原発事故対策と損害賠償に出しつくすべきです。
私たちは以下を強く要請します。
政府は原発・核燃料サイクル政策からの撤退を即刻決断し、
(2011.5.25申し入れ)
(注)この文書は、
保安院への抗議・申し入れ行動で、提出されたものです。
★5.「原発の冷却配管、地震で破損」
東電のゴマ化し、遅い発表という「いつものやり方」
・5月25日の朝日新聞は次のように報じている
東日本大震災で被災した東京電力福島第一原子力発電所3号機で、
す緊急システムの配管が破損した疑いがあることが、
析結果からわかった。東電は「想定を大幅に超える大きさの津波」
としてきたが、解析が正しければ、
ていた可能性がある。
解析によると損傷の可能性があるのは、
を防ぐため、
原子炉の水位を保つ緊急炉心冷却システム(ECCS)の一つ。「
れる冷却システムだ。
・〈コメント〉
福島原発の冷却配管が地震で破壊したというのは、ずっと前から、
や広瀬隆氏、山崎久隆氏などがそれぞれ指摘していたこと。
東電のいつものやり方。東電(と政府)は、
「地震にも弱く、傷ついてしまった原発」
である。「地震にも弱い」「津波にも弱い」
今後、全国の原発の補強費用は津波対策と地震対策で二重(
力会社の経営を圧迫する。それを避けようと、セコイ、
れが破産した。(柳田)
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